2008年5月24日土曜日

治らない病気にかかってしまった!

知り合いの帽子の先生が 癌にかかって 入院してましたが 奇跡的に 退院してお家に帰ってきました。 退院したその日に電話があって 寝る所もない状態で 掃除してと言われたけど 翌日の約束で、今日行って来ました。
入院するまでは 仕事も忙しくて 片付けなど さほど 気にしないようだったのに 何時死ぬかわからない病と向き合うと部屋も綺麗にしたい 綺麗なタオルで体も拭きたい 埃のない所で 寝たい ひきっぱなしのカーペットも外してスッキリしたい
死を覚悟するとは 生きるを覚悟する事 汚してても 死なないからって去年の暮れに大掃除に行った時も そう おっしゃってた…それが 今日は 此所もあそこも綺麗にしたい、人も来るからこれもお願いと沢山変えたい所を話てくれました。きっと癌と解った時は 駄目だと思ったでしょう。自分の帽子作りの人生もお店も…。でも、お弟子さんが 良い作品を作って 又店を立て直そうと頑張ってくれてるから 私もやると 話て下さいました。
病気も発見してもらわなかったら今此所にいないって 私は幸せ者だって 深々と頭をさげられました。
抗がん剤で すっかり髪の毛も抜けて 痛々しい 姿ですが 余計な物が何もない スッキリした先生が 本当に素敵に見えました。
死と生 隣りあわせになった者でないと解らないけど 心がスッキリしたら やっぱり 部屋もスッキリして行くし 掃除も したくなるのは間違いないと解った!
心と掃除は 反射鏡〓