2008年5月25日日曜日

六波羅蜜業

観音経の教えのなかに 【ろっぱらみつぎょう】と言うのがある。
【布施】人に施しをすること
【持戒】自分を戒める掟をまもること
【忍辱】人から辱めを受けても冷たくされても じっと耐えて辛抱すること
【精進】毎日の仕事を一生懸命に励むこと
【禅定】いつも心を落ち着けて生活すること
【智慧】正しく物をみて道理にかなった智慧を動かす事
これを教える事が もっとも奥深い悟りの世界に行く事とある
人は誰でも 煩悩の火に包まれた家の中にいる ほっておけば焼け死んでしまう 自分が悟れば 救われるに人には 個性がある 悟りにいたる事も違っている。
声聞乗 縁覚乗 菩薩乗特に 最後の菩薩乗は 人に悟りを教えて悟る 事を言うそうです
六根 【目鼻口舌身意】目は八百の功徳
耳は千二百の功徳
鼻は八百の功徳
舌は千二百の功徳
身は八百の功徳
意は八百の功徳
をつめるそうです。
耳と舌は 千二百 後は八百 なるほど聞いて言う徳が一番高いですね。
目の功徳とは 三千世界の全てを見通し その中に住む一切の衆生の姿をみる
耳の功徳は 三千世界のあらゆる声も音も聞き分けられる
天人の美しい声も地獄の亡者の叫び声も 動物たちの鳴き合う声も聞こえる
鼻の功徳とは 天人の香りも 荒野で猛獣たちの匂いで居場所がわかり
妊婦の匂いから胎児が 男か女かも解るし 人の持つ欲望や怒りを知り その人が善行を修めているかさえもわかる
舌の功徳とは その人が味わえば まずい物もおいしくなり 苦い渋い物も 甘露のような味わいにかわり その舌の働きで法を説けば 心に響く声で 説く内容が 聞く人の心に快い感動を与える
六根消浄 なるほどナァ〜
あるがまま あるがまま