雁の寺 福岡の大工の次男坊が 修業に出された お寺で 絵を残している 孔雀の絵 修業が厳しく 何度も逃げだす その辛さと 母の恋しさを 孔雀の親子に 例えて描かれて ある その絵の前で 涙が こぼれた 切なさ寂しさ 苦しさが 肌を通して 伝わった
相国寺は 禅宗の寺で 鳴き龍は 妙心寺の 龍に 欲にている だけど 直径9メールの 円形の中の龍は 日本最大と 言われる
普通は 地上で書かれたものを 天井にとりつける のが通常だが ここの龍は 天井が造られて 描かれている
天井一面に書かれた 龍を どうやって描いたのか 想像もつかない 気の遠くなるような 話しだ
睨み龍の技法や 天井の凹凸で 反響音を 造っていて ある位置で 手を打つと、音が お堂に反響して あたかも 龍が鳴いてるように 聞こえる
カラカラともジンジンとも言い表せない 響きは 皮膚を通して 背中にビリビリと感じる
計り知れない 広がりを感じるのだ
移動しながら 龍をみると 3Dのように 浮き上がって 歩いているように 感じる
凄い 絵なんだ〜
もう一つは 水琴窟だ 地下から 水滴の落ちる音を竹筒から聞く
ウォ〜ン ウォ〜ン と言う 地鳴りの音の中に キ〜ン と言う 水の音が 響く
大地が 生きている証拠と 納得させられる
丁度 お経を広いお堂で 唱える 声のように 心を 落ち着かせる響きだ
その中に 透き通る鋭く も優しくも聞こえる 音を 奏でる
暑さなど 忘れてしまう
方丈 ほうじょう と読むらしい 禅宗は 決まりがない こうしなければならない と言う決まりがなく よければ なんでも取り入れる 考えかただ
観音様あり 阿弥陀様あり 龍があり 山水があり 浄土を 庭に表す
思いは 十人十色 みな違ってみな良いと言うのが 基本なそうだ
だから 好きだ
心に感じる全てが 答えと捕らえる
心の豊かさを 大切にし 一切は 自分からと知る事と ある
その迫力は やっぱり 凄い